基本情報技術者試験の過去問と解説
[TOP] [午前分野別] [午後分野別] [キーワード索引] [令和元年秋午前] [令和元年秋午後]

平成15年 春期 基本情報技術者 午前 問50
問50   良いプログラムの特徴

 あるプログラム言語の解説書の中に次の記述がある。この記述中の“良いプログラム”が もっている特徴として,適切なものはどれか。

 このプログラム言語では,関数を呼び出すときに引数を保持するためにスタックが 使用される。引数で受け渡すデータを,多くの関数から参照できる共通域に移せば, スタックの使用量を減らすことができるが,“良いプログラム”からは外れることもある。

ア 実行するときのメモリの使用量が,一定以下に必ず収まる。

イ 実行速度について,最適化が行われている。

ウ プログラムの一部を変更しても,残りの部分への影響が少ない。

エ プログラムのステップ数が少なく,分かりやすい。


解答←クリックすると正解が表示されます

解説

 関数を呼び出すときに引数で受け渡すデータを多くの関数から参照できる共通域に 移した場合、引数を受け渡す際のスタックの使用が減り、効率がよくなる。 しかし、共通域を使用するすべての関数に影響を及ぼし、 「プログラムの一部を変更しても、残りの部分への影響が少ない。」という 特徴から外れることもある。

[←前の問題] [次の問題→] [問題一覧表] [分野別] [キーワード索引] [基本情報技術者試験TOP ]
©2004-2024 情報処理試験.jp |  プライバシーポリシー・著作権・リンクお問合わせ